US Twitter Tour: Research in Blockchain

US Twitter Tour: The Blockchain Trilemma

このプロトコル名は、日本のマンガ界の第一人者達、手塚治虫氏、藤子不二雄（A）氏、藤子・F・不二雄氏、石ノ森章太郎氏、赤塚不二夫氏らのマンガ家が、青春時代・下積み時代を過ごしたアパート「**[トキワ荘](https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%82%AD%E3%83%AF%E8%8D%98)**」にちなんだプロジェクト名です。

僕の「今」を支える１つに、子供のころに読んだたくさんの**日本の漫画**があります。いろんな漫画から、生きる上での素晴らしいインスピレーションをもらいました。また、最も感謝しているのは、漫画のお陰で、世界中の人と仲良くなることもできていることです。なぜなら、世界中のほとんどの人が、必ずと言っていいほど、子供の頃に、日本の漫画を読んだことがあるからです。彼らと仲良くなるきっかけはいつも日本の漫画です。

「[僕の著書](https://www.amazon.co.jp/dp/4344945417)」にも書いていますが、日本の漫画業界からこれだけ世界的なヒット作品が豊富に生まれてくる最大の理由は、「**日本語**」という言語にあると考えています。「**言語が思考を作る**」からです。僕が長年たずさわっている社会的なイノベーションを起こすような革新的なテクノロジー開発の世界には、たくさんの人とのコンセンサスが必要になるため英語のように論理性の高い言葉が必須ですが、一方で、漫画のように、現実社会の問題や制約をあまり意識せず、少数のコンセンサスで創作活動ができる世界では、日本語という論理性よりは空想やビビッとな表現が豊かにできる言葉の方がより相性がよいからです。**日本が、古くから万葉集のように様々な人々が、エンタメの原点ともいえる歌を詠む文化が育っているのも、この日本語という言語によるところが大きい**と考えています。ですから、これからも日本からはたくさんの素晴らしい漫画が生まれてくるでしょう。

しかし、僕がまだ子供のころ、１つの漫画をつうじて、日本の漫画業界に「**巨大な闇**」と言える大きな問題があることに気づきました。それは、世界的に人気をもつ「ドラゴンボール」にまつわる話です。

![img](https://link3-image.cyberconnect.dev/9a09e469-899c-4e9b-bb3c-d071cce572dc/postImageFolder/b55cde4eb7236d19)

僕は「**フリーザとの対決**」でドラゴンボールは終わると思っていました。ドラゴンボールの物語は、７つ集めると、神龍に、どんな願いでも叶えてもらうことができるドラゴンボール、これを集めるための冒険を常に話の中心におきつつ、主人公の孫悟空が、次々と現れる強敵を倒し、ときに死地の淵に立たされながらも、過酷な修行を通じて、どんどん強くなり、新たな必殺技を体得・生み出し、ときにそれらの敵との間に友情が生まれ、悟空の仲間になっていくことで、更に強大な敵に戦いを挑んでいくことが可能になっていく本当に素晴らしい冒険ストーリーの漫画です。その展開の終着点として、宇宙最強かつ最恐の怪物フリーザに、悟空が1,000年に一人しか生まれないと言われるスーパーサイヤ人へと覚醒することで、勝利することは、素晴らしい「**有終の美**」といえる終わり方でした。

![img](https://link3-image.cyberconnect.dev/9a09e469-899c-4e9b-bb3c-d071cce572dc/postImageFolder/4f6c74378be21f66)

しかし、実際にはここでは終わりませんでした。物語は、魔人ブウ戦まで続きました。僕は、正直、魔人ブウが出たタイミングでドラゴンボールに完全に飽きてしまい、それから読むのを完全に止めました。子供心ながらに「**何か、おかしい**」と感じました。なんで、宇宙最強フリーザを倒したのに、地球にフリーザより強い敵が出てくるんだ？どう考えても、おかしいだろうと。

その後、集英社が、己の儲けを優先させるために、無理やり原作者の鳥山明氏にドラゴンボールを描き続けさせていたことを知りました。

また、アニメ版のドラゴンボールでも、メインストーリーとは全く関係ない、つまらないサイドストーリーを色々と間にはさんでは、フジテレビが広告費用を稼ぐため番組の延命を計っていることにも気づきました。僕は、これらの事実を知ることで「**漫画家が出版社と大手メディアに完全に搾取されている**」と実感しました。

僕らが知るべき事実として、鳥山明さん自身、このドラゴンボールを最後に、漫画を描くことを完全に止めてしまいました。クリエーターとして、完全に**バーンアウト（燃え尽き症候群）**してしまったのですね。鳥山明さんは、ドラゴンボールが初ヒット作品というわけではなく、その前にも「Dr.スランプ・アラレちゃん」のように、僕の中では、腹筋割れるぐらい笑わせてもらったこともあるコメディ漫画の傑作と言える作品を描いているので、彼ほどの優れた才能があれば、もっと新たなヒット漫画を世に送りだすことが絶対にできたと見ています。それが、集英社とフジテレビによって、完全に搾取し尽くされてしまったわけです。ドラゴンボールのお陰で鳥山明さんが膨大な著作権収入を得たことは事実です。しかし、僕も同じクリエーターだから深く理解できるのですが、**描きたくもない漫画を描き続けさせられることから得られる膨大な報酬などより、自分の描きたい漫画を描かせてもらえないこと、また、他人から創作意欲を奪われることが精神的に最も苦痛**なのです。自分の納得の行く作品を生み出し、それによって適切な評価を社会から受ける、これこそがクリエーター冥利に尽きる生き方です。鳥山明さんは、集英社とフジテレビという精神の腐った拝金主義者らの搾取によって、その意欲を完全に奪われてしまったのですね。

世界を変えることを生業とする僕のような社会起業家が優れた事業を世に送り出せる期間は20歳から50歳ぐらいまでが平均ですが、そこは、空想の世界であっても、同じ0から1のストーリーを作り出す漫画家も僕は同じだと考えています。フリーザ戦が終わったのは1990年なので、当時、鳥山明さんはまだ35歳でした。そこでドラゴンボールを「有終の美」で終えていれば、彼は間違いなくもう１つか２つ、全く別のとてつもないヒット作を世に送り出すことができたでしょう。例えば、手塚治虫さんの晩年の代表作であり、僕の中でも手塚さんの傑作の１つと考えている「アドルフに告ぐ」は、彼が55歳のときに作られた作品です。集英社とフジテレビは、己の儲けを優先して、鳥山明さんのこの可能性を完全に奪ったのですね。僕は、集英社とフジテレビに、**強烈な怒り**を覚えました。

漫画家が、「**資本の論理**」によって、搾取され、消耗品のように扱われ、優れた創作活動に費やせる限られた人生の時間を過剰に浪費させられている。これは、漫画を愛する僕を含めた読者にとっても、また、実際に優れた漫画を描く作家にとっても、許し難い問題です。ドラゴンボールのケースは、この問題の氷山の一角に過ぎないです。これ以外にも様々な漫画家が、いろいろな形で、出版社と大手メディアによって搾取されおり、例を挙げればキリがありません。

僕は、この問題は、ブロックチェーンとAIを活用することで解決可能だと考えています。最も適したイメージは、**映画「アイアンマン」で主人公トニー・スタークが、"ジャービス"というAIロボットと共に、アイアンマンを作り上げていく世界観**です。僕は、このイメージを優れた漫画を作る世界に当てはめています。

![img](https://link3-image.cyberconnect.dev/9a09e469-899c-4e9b-bb3c-d071cce572dc/postImageFolder/29582632db047464)

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このTokiwaDAOは、簡単にいえば、ブロックチェーンとAIを活用し、**非中央集権型の集英社や講談社を作るプロジェクトのためのコアなコミュニティ**です。

漫画作家が常に舞台の主人公であり、出版社や大手メディアに一切搾取・利用されず、漫画家同士で、優れたアイデアを共有し、磨き合い、自分の作品をぞんぶんに描き、ときにその作品作りを助け合い、また、アニメ版や実写版含め、自由に世界展開が可能で、かつ「有終の美」をもってストーリーを完結することで漫画家と読者の両者が今以上に素晴らしい達成感と感動を相互に得られ、漫画家は、相応分の報酬を十分に得る仕組みを作り上げていきます。具体的な解決策については、僕はそのコミュニティメンバーのみ共有することにしています。

また、これだけインターネットで世界中の仲間といつでも気軽にコミュニケーションを取り、漫画を共同作業で作っていくことができるITツールが豊富にあるので、昭和時代のトキワ荘のように物理的に同じ場所で共同生活を送る必要は全くありません。従い、#Web3 スタイルとしてのバーチャルコミュティの形態を取ります。Web3のオリジンである、#ビットコイン 開発者「**サトシ・ナカモト**」の精神を引き継ぎ、匿名性も問いません。

さて、ここであなたはどうしますか？

これからも古い世界で、漫画業界の「**老害**」と化した例の出版社や大手メディアに依存して、彼らから、消耗品として扱われ、搾取を甘んじて受け続けるか、それとも僕と共に搾取のない漫画家にとっての新たな理想の未来をブロックチェーンとAIを活用して切り開いていくか？

もうあなたは、「**その答え**」を持っているはずです。

![img](https://link3-image.cyberconnect.dev/9a09e469-899c-4e9b-bb3c-d071cce572dc/postImageFolder/b596fa7d9d13e312)

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最後にもう１点。今のAI技術の発展スピードを踏まえると、これから５年から10年後には、文章力が優れた人間であれば、誰でも、世界トップクラスの漫画やアニメを描ける時代が確実にやってきます。この現在の時間軸の延長線上のまま時代が進めば、日本の漫画は、100%の確率で斜陽産業化するでしょう。インターネットの普及によって、個人が手軽に優れたブログ・写真・動画を作れる時代が到来したことで、コンテンツのコモディティ化が発生し、TVや雑誌などのマスメディアが完全に斜陽産業化したことと同じことが、漫画・アニメ業界で近い将来、必ず、起きるということです。世界中から、日本の今の漫画・アニメレベルに匹敵する作品が大量に生まれてきます。それによって、日本の漫画・アニメ業界の地位は劇的に低下するでしょう。そして、常に世界のテクノロジー・イノベーションの最前線で戦っている僕だからクリアに見えていることですが、日本の大企業からスタートアップに至るまで、この「**失われた30年**」の間で、日本の技術力は恐ろしいほど衰退しているため、**解決策のカギとなる、これらのブロックチェーンやAIについても、世界レベルの技術力は、もはや日本の中には一切ありません**。それが、[僕の著書](https://www.amazon.co.jp/dp/4344945417)でも伝えている通り、僕がOrbというイーサリウムの対抗馬を彼らと同時期の2014年から2018年の間に率いて悟ったことです。**解決策は日本の外にあります**。

僕は、子供ころにかけがえのないものをもらった日本の漫画を、世界から忘れ去られる前に、確実に残し、進化させる強い想いで、この**TokiwaDAO**を立ち上げています。日本の漫画・アニメ業界が、今の世界トップレベルの地位を維持するには、海外のプレイヤーより先に、圧倒的なスピードで進化し続けるしか残された方法はありません。

なので、尖った漫画作家を募集しています。興味のある方は、以下に応募してください。

https://orblabs.ventures/tokiwadao/

コミュニティメンバーにレビューしてもらい、全員のOKが出たら、登録いただいたメールに招待をお送りします。

また、TokiwaDAOの第１弾プロジェクトとして、僕の豊富な知識を元に、ChatGPTを活用して、#風の谷のナウシカ や  #AKIRA、そして、#機動戦士ガンダム を超える非常に強力なSF漫画の原案を作り、今、親友の超優秀な脚本家に具体のエピソード作成も進めてもらっています。残るは、「人、メカ、怪物」、この３つの描写に優れた尖った漫画家に参加してもらえれば、この作品を世に送り出すための最小限のチームフォーメーションは完成します。

最後に、僕が好きなパーソナル・コンピュータの父、アラン・ケイの言葉をここに残しておきます。

「**未来は予測するものではない。自ら発明するものだ。**」

素晴らしい漫画作家との出会いを心から楽しみにしています。

mr.masaより

mr.masa's twitter: [https://twitter.com/0xmrmasa88](https://twitter.com/0xmrmasa88)

その他の関連投稿：

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[Tokiwa DAO #2 : 「アドルフに告ぐ」by 手塚治虫](https://link3.to/orblabs/post/2982f36263826cc354c8495c04cfc8c92b6495b26f6a373f62a8ea3ece2ee2f1)

[Tokiwa DAO #3 : 「風の谷のナウシカ」by 宮崎駿](https://link3.to/post/draft?draftId=4f2627f3-1035-4bd6-bdf5-c0c5094ce849&orgId=c54827be-4541-40df-92bd-7c0674b5801e)

[Tokiwa DAO #4 : 「AKIRA」by 大友克洋](https://link3.to/orblabs/post/8b4bc19707780b59306ac0e6fcb3bff129b930951d291355f4ca706bc84d5a92)

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このプロトコル名は、日本のマンガ界の第一人者達、手塚治虫氏、藤子不二雄（A）氏、藤子・F・不二雄氏、石ノ森章太郎氏、赤塚不二夫氏らのマンガ家が、青春時代・下積み時代を過ごしたアパート「トキワ荘」にちなん